Before
こちらの機械部品は当初、アルミ板を溶接で接合し、面粗度3.2指定の表面仕上げを行うとの指示がありました。しかし、溶接加工を行う場合にはその周辺部に歪みが発生し、とても難易度の高い加工になります。最終の仕上げ工程においても加工時間がかかってしまい、コストアップ要因となります。
コストダウン事例
After
当社ではこちらの事例に対して、溶接工程をなくし、写真にあるように一体化部品への設計変更提案を行っています。これにより、切削加工のみの加工が可能となり、溶接歪みの発生もなく、仕上げ加工に時間がかからなくなるのでトータルコストダウンを実現しています。
・溶接歪みが起きやすい材料は歪み取り工程に時間がかかり、コストアップとなるケースがある。
・材料特性と加工形状により溶接+機械加工ではなく、機械加工のみでの加工を検討することが重要である。
・今回のように歪みやすいアルミ板での溶接は、仕上げ工程の難易度に応じて、溶接以外の方法もあわせて吟味することが重要である。
・材料特性と加工形状により溶接+機械加工ではなく、機械加工のみでの加工を検討することが重要である。
・今回のように歪みやすいアルミ板での溶接は、仕上げ工程の難易度に応じて、溶接以外の方法もあわせて吟味することが重要である。